お弁当と言えば小さい頃にお母さんが作ってくれるものというイメージが強いと思うのですが、
社会人になった今でもお弁当は身近な存在です。
わたしも幼稚園、高校生の頃は母にお弁当を作ってもらっていましたが、
一人暮らしを始め、大学生になってからはいわゆる弁当男子になりました。
社会人となり結婚した今でも弁当男子として特段外出等の予定が無い限りは会社に弁当を持参しています。
この記事ではわたしが弁当男子になった理由と社会人になり結婚した現在も弁当男子を継続出来ているコツについて紹介します。
弁当男子になったきっかけ
わたしが弁当男子になったのは大学に入ってからです。
大学生と言えばお昼は学食、夜は飲み会という勝手なイメージがあったものの、そんな生活をしていたらあっという間に破産してしまいます。
周りの友人はバイトを増やしたりしていましたが、わたしは勉強もバイトも飲み歩きもほどほどしたかったので、バイトはほどほどにしかしませんでした。
ふつうに生活する分には問題無いのですが、飲み歩くとなるとお金が不足気味になります。
そこで目を付けたのが昼食代です。
毎日弁当を大学に持参する事で昼食代を浮かせようと考えました。
わたしは根本が面倒くさがりな人間なので、当時持参していた弁当は一段の長方形の弁当箱に8割程お米を敷き詰めて、わずかな隙間に冷食のお惣菜と白身フライなどを入れるだけのシンプルなものでした。
今考えると炭水化物が中心で腹持ちも栄養バランスも度外視だったなと思うのですが、冷食も全て自然解凍可のものを使用していたので、朝起きて炊けたお米を敷き詰めて冷食を突っ込むだけだったので、お弁当を作る時間だけは早かった事を覚えています。
学生時代は昼食にお弁当を持参する事で夜の飲み代を浮かせて色々な飲み屋さん巡りをする事が出来ました。
社会人になっても弁当男子生活を継続
学生時代は「社会人になれば弁当生活を卒業出来るかも?」と思っていましたが、現実はそう甘くはありませんでした。
確かに学生時代と比べて毎月の収入は格段に増えたのですが、以下の理由で社会人になっても出来る限りお弁当を持参する事にしました。
①社会人になると収入だけでなく支出も増えてしまい手元に残る金額では心もとない。
②社会人になってすぐにマイカーを購入し、支出をどこかで抑える必要があった。
③オフィス街では昼食代も高く、お昼時に周辺の会社員が飲食店に殺到する為、ゆっくりとお昼休みを過ごす事が出来ない。
社会人になると自由に使える時間が格段に減ってしまうので、お昼休みの時間は貴重な一人の自由な時間となります。
その貴重な時間をお弁当を持参する事で有効に活用出来ていると感じています。
※お弁当を食べ終えたら週末の過ごし方をひたすら妄想したり調べていたりしました。
学生時代に弁当を持参する事の目的は「節約」でしたが、社会人になってからは節約よりも「貴重な昼休みをゆっくり過ごしたい」という目的でお弁当を持参するようになりました。
結婚してからはお弁当のクオリティがアップ
わたし達夫婦はお互いフルタイムで共働きをしています。
妻も独身時代から会社にお弁当を持参していたので、結婚してからは夫婦で会社にお弁当を持参するようになりました。
自分用のお弁当を作る為に色々と事前準備をするのは面倒なのでこれまでおかずに冷食を多用していましたが、
夫婦で持参するとなると冷食ではコストが上がってしまいます。
そこで、週末にスーパーで野菜やお肉を買い、予めお弁当に入れる総菜やお肉の漬け置きをするようになりました。
お弁当の具材を準備するのは面倒ですが、一度総菜を作って小分けにすれば平日の朝に弁当箱に詰めれば自然解凍で野菜が入っている総菜を食べられますし、お肉も前の日に冷凍庫から冷蔵庫に上げておけば解凍された漬け置き肉を焼くだけでおかずが完成します。
この方法に変えてからは毎日手作りの総菜やおかずを弁当に入れる事が出来る様になっただけではなく、夫婦ともども毎朝苦労せずにお弁当を作れる様になりました。
現在のお弁当構成は?
面倒臭がりなわたしでも毎朝お弁当作りを継続出来ているお弁当の構成を紹介します。
大した事はしていませんが、わたし達夫婦はしっかりと満足出来ています。
まず、わたしのお弁当の容器ですが、相も変わらず一段の長方形のものを使っています。
通勤時にはリュックに横置きするので、汁漏れのしないお弁当箱というのが必須の条件になってきますが、
こちらのお弁当箱を最後に買い替えてから約3年間、全く汁漏れはしていません。
現在のレイアウトはお弁当箱の半分が白米、残った半分のスペースの半分にお肉や焼き鮭とだし巻き卵、作り置きのカップ総菜を入れています。
白米と作り置きのカップ総菜はお弁当箱に入れるだけ。
お肉や鮭、だし巻き卵も焼くだけなので、朝食の味噌汁を作る片手間で作る事が出来ます。
今の家は2口のコンロなので、片側でお味噌汁を作りながらもう片方でお肉やだし巻き卵を焼いて、
お弁当の具材が出来たら朝食の準備も完了という流れになっています。
※3口コンロならお肉とだし巻き卵を同時に焼けるのでより効率的になりますが、どちらも焼き物なので片方に集中し過ぎると焦げるのでは無いかなと要らぬ心配をしてしまいます。
我が家では片方がお弁当の具材作りと味噌汁準備、もう片方が洗濯物干しと家事を分担して忙しい朝を二人三脚で乗り切っています。
まとめ
忙しい平日の朝に毎日お弁当を作る事は決して簡単な事ではありませんが、おかずを作り置きしたりおかずのお肉を漬け置きするなどの工夫次第で面倒臭がりなわたし達夫婦でもお弁当を継続して持参する事が出来ています。
これまで目的は変わってきましたが、わたしがこれまで弁当男子生活を続けてきて感じたメリット・デメリットを紹介します。
【 メリット 】
・毎日昼食の心配をしなくていい。
・外食するのに比べて支出を抑える事が出来る。
・外食よりも栄養バランスに気を遣う事が出来る。
・雨の日にわざわざ外に出る必要が無い。
・移動時間が無い為、お弁当を食べ終わった後の昼休みの時間を有効活用出来る。
【 デメリット 】
・毎日継続するのが面倒
・献立を考えるのが面倒
・お弁当を作る分、早く起床しなければならない
・突発的なランチの誘いに応じられない
これからも工夫を重ねて弁当男子生活を続けていきます。
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