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ペーパードライバーが駐車に挑戦した話

街へ出ると車が当たり前に走っていて、みんな当たり前の様に運転をしていますが、
誰しもが教習車に乗って、やっとの思いで免許を取ったらドキドキしながら徐々に公道での運転に慣れていくものです。

わたしも今でこそ車の運転が好きですが、免許を取り立ての頃は車を運転出来る環境に無かった為、
しばらくの間は全く運転しないペーパードライバーでした。

この記事ではペーパードライバーだった私がいかにして運転に慣れていったかについて紹介します。

目次

地獄?の教習所時代

今でこそ車や運転が大好きなわたしですが、教習所に入所した大学1年生の春には、
千葉の津田沼で一人暮らしをしており、免許を取ったとしても運転する事は無いだろうなと思っていました。
(当時はホームセンターで購入したクロスバイク風自転車で走り回っていたので車を借りて乗るなんて発想はありませんでした)

免許を取るモチベーションも低く、春で教習所に来る人が多く、全然実技練習の予約が取れない事から、
全然教習所に行きませんでした。

通常でしたら2ヶ月もあれば教習所を卒業出来るのだと思いますが、わたしは結局期限ギリギリまで通い続け、
卒業検定に合格するのが後数週間遅かったら卒業出来ないところまで追い込まれました。
(最後の方は学校に行く前に教習所へ行ってキャンセル待ちの表に名前を書き続ける生活をしていました)

何とか教習所を卒業出来る事が出来、幕張の免許センターで無事緑色の免許を取得する事が出来ました。

免許を取得したらペーパードライバーに

無事免許を取得する事が出来ましたが、当時は一人暮らしで車を持っていなかった為、しばらく運転をする事はありませんでした。

当時は自転車に乗ったり大学の友人と飲んだり、サークル活動に注力したりしていたので、
「車に乗りたい!」という気持ちは無く、免許証は便利な身分証明書でしかありませんでした。

そんな生活をしている中、諸事情により再び家族で住む事になり、津田沼から近所?の薬園台へと引越す事になりました。

駅近くの家に引っ越したのでここでも車に乗る機会は生まれないはずだったのですが、
とある休日に父から「せっかく免許取ったんだから乗ってみるか?」と誘われ、
タイムズのカーシェアリングでプリウスを借りて運転する事になりました。

久し振りの運転!

教習所の卒業検定で車に乗った以来の運転です。

座席位置の調整、ミラーの調整などを念入りに行いました。
プリウスは独特なシフト操作をする(右下にシフトを入れるとDに、右上にシフトを入れるとRになりました)ので、
どの操作をしたらどのポジションに変わるのかを念入りに確認しました。

諸々の準備を終えていよいよ久し振りの公道を走ります。

ただ単に真っ直ぐ走る分には何て事無いのですが、車の流れを意識したり、歩道から後ろを見ずに飛び出して来る自転車に注意したり、渋滞の隙間からひょこっと出て来る歩行者に注意したりと「運転って大変だな」という事を思い出しました。

無事に運転が大変な市街地を通り抜け、幕張の広い道に出ました。
「大きい道や高速道路を走るのは怖い」と思っていたのですが、市街地の様に、自転車や歩行者が飛び出してくる事は、
ほぼ無い為、「道路の流れに乗る」という事さえ意識していれば楽に運転出来ました。

そして、いよいよ最大の難関である「駐車」に挑戦する事になります。

最難関!駐車!

大型商業施設の屋上駐車場へ向かいます。

休日で混む商業施設もさすがに屋上駐車場の端まで行くとがら空きです。
教習所では一度もバック駐車の練習をした事が無かったのでこれが初めてのバック駐車です。

入れたい駐車枠を選び、いざ駐車開始。

しかし。。。

車は全く見当外れの方向へ向かってしまいます。
狙った駐車枠へ入れる為、ハンドルをグルグルと回しますが、これが逆効果。

余計に「タイヤがどの方向を向いているのか」が分からなくなり数十回切返しを行ってようやく駐車する事が出来ました。

練習場所が商業施設の駐車場でもまず車が来る事の無い屋上駐車場の端でしたので、ゆっくりと練習する事が出来ましたが、
普通の駐車場でそんなに何十回も切返しをしていたら間違いなく後続車にクラクションを鳴らされるはずです。

そこで、父(運転歴20年以上、ゴールド免許保持)に駐車のイロハを叩き込んでもらう事にしました。

駐車のコツは?

父からいくつかアドバイスを貰いました。

(1)「極力車を駐車枠に寄せる」
→進行方向左側に駐車したい場合は左側に、進行方向右側に駐車したい場合は右側に車を寄せます。

(2)「駐車したい枠を通過したら車の頭を振る」
→最初は父が言っている意味が分かりませんでした。
 理解出来ないまま、駐車したい枠を通過し、前輪が駐車したい枠の隣の枠に差し掛かったらハンドルを逆側に目一杯回しま
 す(進行方向左側に駐車したい場合は右側に、進行方向右側に駐車したい場合は左側に)。

ここまで来たら両方のサイドミラーを見て駐車してみてと言われたので挑戦してみました。

次は数回切返すだけで駐車する事が出来ました!

ただ、これでも切返しが生じたので、父から教えて貰ったアドバイスの他に、わたしが駐車する時に意識している事を紹介します。

わたしが考える駐車のコツ

父からのアドバイスのおかげで駐車をする事は出来たのですが、上手く行く時と切返しをしなければならない場合が半々くらいの成功率でした。

わたしの理想は切返し無しで一発駐車する事だったので一人で車を借りつつ駐車の練習を繰り返しました。
その結果、「車の頭をどこまで振るか」が大事な事に気付きました。

※進行方向左側に駐車する事を念頭に説明します。

(1)「空いている駐車枠を見つける」
 →今回は混んでいる駐車場でたまたま一つだけ空いている場合を想定します。
  進行方向左手に空き枠があり、手前には赤い車、奥には白い車が駐車していると仮定します。

(2)「後続車が来ている場合はハザードランプを点灯させる」
 →後続車に「これから駐車しますよ!」というアピールの為にハザードランプを点灯させます。

(3)「左手に車を寄せて駐車したい枠を通り過ぎ、前輪が白い車に差し掛かったタイミングでハンドルを右に目一杯回す」

(4)「左側のサイドミラーを見ながら車の頭を振り、手前の赤い車の前輪が左側のサイドミラーに映ったらギアをリバースに切り替える」
 →わたしが駐車の練習をしていく中で分かったのは「駐車したい右隣の車の左前輪が左側のサイドミラーに映るタイミングでバックを始めると一発で駐車を成功させやすい」という事です。

(5)「左側にハンドルを切り、両方のサイドミラーを見ながら駐車枠に車を収め駐車する」
 →片方のサイドミラーだけ見るのはNGです。
  必ず両方のサイドミラーを見ながら下がって下さい。

わたしは上記の手順を意識する事で苦手な駐車に慣れる事に成功しました。

最後に

実際に車を運転する中で必ず通らなければならない関門が駐車です。

しかし、教習所で実用的な駐車を教えてもらえる事はあまりありません(教習所によっては実技練習があるのかもしれませんが。。。)

それ故に駐車に苦手意識を持ってしまい段々と運転からフェードアウトしてしまう方もいらっしゃるかと思います。
せっかく苦労して免許を取得したからにはぜひとも安全に気を付けながら車を運転して頂きたいと思うので、
今回紹介した駐車のコツが少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

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この記事を書いた人

アラサーのサラリーマンです。
趣味やこれまでの生き方について皆様にお伝えします。

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