わたしは大学生の時に運転免許を取りましたが当時は車に乗れる環境が無く、そのままペーパードライバーになってしまいました。
その後、とあるきっかけで運転の練習をするようになり、今では運転が大好きなアラサー社会人になりました。
この記事では運転の練習を始めたわたしが、どのようにペーパードライバーを抜け出したかを紹介します。
※何故運転の練習を始める事になったのか?初めての駐車に大苦戦したわたしが考える駐車のコツについてはこちらの記事で
紹介しています。
運転に慣れる為にどうしたか?
まずは運転する回数を増やさなければと思い、休みの度に父に運転の監督をしてもらいました。
その後は日中の空いた時間にカーシェアで車を借りて自分で運転する練習を始めました。
最初は一人で運転する事に不安を覚えましたが、回数を重ねる毎に運転への恐怖心?も少しずつ消えていき、
「運転って楽しい!」と思えるようになりました。
ペーパードライバーを抜け出す為に色々と気を付けなければならない事はありますが、
まず何よりも車に乗る回数を増やす事が運転に慣れる為の近道なのかなと思います。
運転の練習をする上で注意している事は?
運転の練習をするにあたり、以下の6つの点に注意をする様にしました。
1)無茶をしない。
→当たり前の事ではあるのですが、無茶な運転はせずに大人しく運転をする様に気を付けました。
2)周囲への意思表示をきちんと行う。
→曲がりたい時は減速を始める前にウインカーをきちんと出す。停車する時は急にブレーキを踏んで止まらず、
優しくブレーキをかけ始めて後ろの車に停車しますよというアピールを行うといった点に気を付けました。
ウインカーを出すタイミングについては、慣れたドライバーさんでも急にブレーキランプが付いたかと思うと、
ウインカーを遅れて出すという方が結構いますが、正しくは「ウインカーを出す→減速を始める」です。
教習所でも習うすごく初歩的な事ではあるのですが、意外と出来ていない人を見かけます。
3)交通の流れに乗る。
→道路を走っていると「交通の流れ」がある事に気付きます。
この交通の流れにきちんと乗りながら走れる様に注意して運転の練習を行いました。
具体的には周囲の流れを見ながら前の車と適切な車間距離をキープして走るといった事なのですが、
これが意外と難しい事で無意識に交通の流れを阻害してしまっている方をたまに見かけます。
4)速度を一定に保つ
→上と少し被るのですが、走っている際は出来るだけ速度が一定になるよう注意しました。
これも意外と難しい事なのですが、速度が上がったり下がったりする車の後ろを走っているととても疲れます。
ずっと速度計を見ているのはしんどいですが、常に同じくらいの速度で走れるようになると、
交通の流れにも乗りやすくなるかと思います。
5)焦らない。
→運転がスムーズにいくのがベストではありますが、様々な要因により運転中に想定外の出来事が発生する事もあります。
「どうしよう。。。」と焦ってしまう気持ちは十二分に分かりますが、焦った状態で運転をするのは非常に危険です。
そこでわたしは運転中に何か想定外の出来事が起きた際は、まずコンビニの駐車場など、安全な場所へ入り、
車を止めてから対処法を考える様にしています。(これは今でも継続しています)
6)知らない道を走らない。
→運転するだけで精一杯なうちは知っている道意外走らないようにしました。
徐々に慣れてきたら走る範囲を増やしていき、今では国内の道であれば余程の難所でない限りは走れると思います。
どのぐらいの期間で運転に慣れたか?
一人で運転するようになってから大体3ヶ月くらいで運転自体には慣れたような気がします。
運転に慣れてからは運転が楽しいと感じる様になり、「せっかくカーシェアを利用しているのだから色々な車に乗ってみたい!」と思い、この頃からバイト代で色々な車をカーシェアで借りて乗る様になりました。
コンパクトカーからミニバン、輸入車など、当時カーシェアでラインアップされていた車種はほぼ全部乗ったのではないかと思います。
ペーパードライバーだった私が運転の練習を始めて半年後には夢だった輸入車にもカーシェアで乗れました。
※わたしが初めて輸入車に乗ってみた話はこの記事で紹介しています。
カーシェアで運転の練習を行って感じたメリット・デメリットは?
わたしが運転の練習を始めた時は実家に車が無かったので、カーシェアで車を借りて練習しました。
カーシェアで運転の練習をして感じたメリット・デメリットは以下の通りです。
【 メリット 】
・利用料金の中に燃料代や保険料も含まれているので、大学生でも無理なく車に乗れる。
・自家用車と違い車種を選べるので色々な車に乗る事が出来る。
・給油や洗車をすると利用料金の割引やクーポン等のサービスがある。
【 デメリット 】
・都度利用料金が掛かるので、利用する回数が多過ぎると出費がかさんでしまう。
・大体の車は一番低いグレードの車なので、装備面が貧弱な場合がある。
・人気車種は予約が取りにくい。
・利用時間が超えない様にスケジュールを組む必要がある。
・前の利用者次第では社内が散らかっていたり、燃料が全然入っていない事がある。
個人的には色々な車に乗れた点が非常に良かったなと感じています。
運転の練習中はタイムズのカーシェアを利用していましたが、運転に慣れてからはカレコのカーシェアも利用するようになり、当時新宿や渋谷に配備されていたメルセデス・A45 AMGやマツダ・ロードスターを借りてドライブを満喫したり、大学の卒業旅行ではカレコでアルファードを借りて、友人達と温泉旅行にも行きました。
大学生の時に色々な車に乗った事が今の車好きなわたしを作ったと思いますし、軽自動車から普通免許で運転が出来る一番大きいトヨタ ハイエースグランドキャビンを運転出来る様になったのも、この時に様々な大きさ・タイプの車に乗った影響が大きいのかなと感じています。
車が家に無いからと言って運転を諦める必要はありません。
今はカーシェアが広く普及していると思いますので、カーシェアを利用して運転の練習をする手段もあります。
また、車を所有している場合でも気分転換に普段乗れない車に乗りたい!という時にカーシェアを使えば、
所有は出来ないけど乗ってみたい車に乗る事が出来ますので、まだカーシェアを利用した事がないという方も、
一度お試し頂く価値はあるのかなと思います。
(わたしも車を買い替える際にカーシェアで購入候補の車を借りて運転した感触等を確かめました)
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