自転車に乗っていると憧れる?ロードバイク。
この記事では当時大学生だった私が「何故ロードバイクを買ったのか」「クロスバイクとの違い」について紹介します。
最初はクロスバイクに満足していた
わたしが大学生の時にクロスバイクを購入しました。
当時はクロスバイクに乗るのが楽しみで、「もっと速く走りたい!」と思いながらタイヤを変えたりバーエンドを付けたりと改造をして満足していました。
しかし、どんなにクロスバイクを改造してもロードバイクに乗った人には勝てず、日に日にロードバイクへの興味が湧いてきました。
とはいえロードバイクはエントリーモデルでも10万円近くする為、当時大学生だった私にはポンと買える物ではありませんでした。
就活が終わりバイト漬けになった
ロードバイクに憧れながらクロスバイクに乗り続け、気付けば就活が終わっていました。
無事に内定を貰ったところで就活を終えたのですが、就活が終わったら車の頭金を貯めたいと思っていたので、早速バイトをもう一つ始め、たくさんシフトに入るようになりました。
バイトを掛け持ちしたおかげで収入は一気に増えたのですが、その一方でカーシェアで車を借りたり朝まで飲み歩いたりもしていたので、トータルではそこまで貯金出来ませんでした。。。
そんなバイト漬けの生活を送っていた大学生4年生の秋。
久々にクロスバイクで自転車店に行ったのですが、その時に今乗っているロードバイクに出会ってしまいました。
念願のロードバイクを衝動?買い
わたしがそれまでざっくりと考えていた「どうせ買うならこんなロードバイク」というのが、
(1)「カーボンフレームか軽いアルミフレームのバイク」
→予算内で買えるバイクが安いカーボンフレームのものならCannondaleのCAAD12(当時)が良いなと考えていました。※Cannondale:アメリカの自転車メーカー。高品質のアルミフレームバイクを製造している事で有名。
(2)「コンポはフル105」
→レースに出る訳では無いのですが、どうせならフル105が良いと思っていました。
※「コンポ」:コンポーネントの略。自転車で走る為に必要な変速機、ブレーキ、チェーンなどの駆動部品の総称
※「105」:コンポにも「松竹梅」があり、自転車部品の製造で有名な「シマノ」は下から「Tourney」→「Claris」→
「SORA」→「Tiagra」→「105」→「ULTEGRA」→「DURA-ACE」といったコンポを製造しています。
自転車メーカーが製造しているエントリーモデルには「SORA」や「Tiagra」が付いている事が多いので、何となく
「105」に憧れを抱いていました。
(3)「車体重量は8.5kg以下」
→漠然と軽いロードバイクが良いなと思っていました。
たまたま訪れた自転車店で見つけたのが今も乗っている「GIANT TCR ADVANCED2」です。
※「GIANT」:コスパ最強の台湾の自転車メーカー。わたしは勝手に「自転車界の鹿番長」と呼んでいます。
どこが気に入ったのか?
まずは前述した条件を全てクリアしていた事です。車体はカーボンフレーム、コンポはフル105、カタログ重量は7.9kg
そして何より決め手となったのは値段です。
正直この仕様なら20万円台だろうなと思っていたのですが、型落ち品という事でコミコミ15万円台で販売されていました。
当時大学生だったわたしにはとても高い買い物ですが、バイト掛け持ちで貯めたお金があったので、購入する事にしました。
その日は夕方だった為、契約だけ済ませ次の日に納車される事になりました。
念願のロードバイクは?
その日の夜はロードバイクを半ば衝動買い?してしまった高揚感に駆られながらビール片手に購入した自転車についてググりました。
そして翌日。いよいよ念願のロードバイクが納車されます。大学時代にお世話になったクロスバイクで最後のサイクリングを兼ねて自転車店へ向かいます。
自転車店に到着し、クロスバイクに別れを告げつつ新たな相棒となるロードバイクと対面します。
店員さんからロードバイクの説明を受けていよいよロードバイクに乗ります。
道路へ出て早速漕ぎ始めます。
「思ったより漕ぎ出しは重い?」と感じてしまいました。
というのもわたしが乗っていたクロスバイクはタイヤをロード用のcontinental grand prix4000に変えたり何なりと出来る限りの範囲でより速く走る為の改造をしていました。
今考えれば仕方無いなと思うのですが、当時はロードバイクに対する大きな憧れが打ち砕かれたような錯覚を覚えました。
ロードバイクとクロスバイクの違いは?
この記事では当時大学生だったわたしがロードバイクを買うまでの話を紹介しました。
クロスバイクとロードバイクの両方を乗ってみた感想を紹介します。
・ロードバイク
(メリット)
加速や速度の維持が楽!
ドロップバーハンドルを採用しているので、ハンドルの持つ位置を自由に変えられる。
(デメリット)
盗まれやすいので駐輪しにくい
→わたしはロードバイクを購入してから街乗りには使用せずサイクリングをする時だけにしか乗らないようになりました。
屋内に保管スペースが必要
→盗まれやすい&屋外に保管すると劣化してしまう事から屋内で保管する事が望ましいです。
わたしの場合は幸い部屋で保管する事が出来ていますが、同居人がいる場合は理解を得ないと難しいです。
・クロスバイク
(メリット)
街乗りが出来る
そこまで遠くまで行かなければ楽に速く走れる
→走行距離が50㎞くらいになるとロードバイクの方が疲労感が少ない気がします。
(デメリット)
どんなに改造してもロードバイクには勝てない
長距離を走るのはしんどい
わたしはロードバイクとクロスバイクはスポーツカーとスポーティな乗用車だと思っています。
格好良くて速く走れるスポーツカーは「走る事を目的」に走る際にはとても満足出来ますが、
近所のスーパーやコンビニに行く時はスポーツカーよりも普通の乗用車の方が便利だと思います。
ロードバイクとクロスバイクの違いも似たようなものだと思いますので、街乗りや駐輪する時間が長い人はクロスバイク、自転車は本気でサイクリングする時にしか乗らないって方にはロードバイクが良いのかなと思います。
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