ロードバイクは一般的な自転車よりもはるかに軽い為、長い距離を速く移動する事が出来ます。
しかしながら、趣味の乗り物なので上を見たらキリが無く、あれやこれやとしているうちに沼にハマってしまいます。
私もそんな沼にハマった一人なのですが、実際に交換をしてみて良かったと感じる3つのパーツについて紹介します。
パーツ沼のきっかけは?
わたしが今乗っているロードバイクは2017年モデルのGIANT TCR ADVANCED2です。
この前は同じくGIANTのクロスバイク ESCAPE RX3に乗っていました。
わたしが大学生の時は今の様にマイカーも持っていなかったので、クロスバイクが足になっていました。
クロスバイクに乗っている時間が長い分、クロスバイクに物足りない事を感じる事も多く、コンチネンタル グランプリ4000×23Cを履かせたり、ハンドルをカットしたりバーエンドを付けたりと軽量化を意図した改造?をしていました。
小さな改造でちょっとずつ自転車に乗る事がますます楽しくなる事をクロスバイクで学んでしまったので、
ロードバイクでもパーツを交換すればもっと早く楽に走れるのでは?と思ってしまい沼にハマってしまいました。
という事で、今のロードバイクにも色々とパーツ交換を実施しましたが、わたしが交換して良かったと感じたパーツは以下の3つです。
・タイヤ(純正品→コンチネンタル グランプリ)
・ホイール(純正品→カンパニョーロ シャマルウルトラ)
・コンポ(105→アルテグラ)
タイヤは前後、チューブ含めて20,000円以内に収まりますが、ホイールやコンポをグレードアップするとなると、
100,000円近くする場合もあるので、下手したら自転車本体よりも高くなってしまいます。
私もホイールとコンポ交換で自転車本体価格を越えました。
タイヤ交換は比較的手を出しやすい
純正品のタイヤでも十分走れますが、良いタイヤを履くともっとロードバイクを満喫出来ます。
わたしはクロスバイクでタイヤ交換の効果(個人の感想ですが加速や巡行速度が維持しやすいです)を知っていたので、
今のロードバイクを購入した際も1ヶ月程経過した時にタイヤをコンチネンタル グランプリ4000(※当時)に交換しました。
チューブ代も含めて交換に掛かった費用は20,000円以下。
パーツ交換の効果を実感出来るものとしては比較的安価なパーツです。
(安いとはいえホームセンターへ行けばママチャリが買えてしまう値段ですが。。。)
今のロードバイクに乗ってからは2年周期でタイヤ交換を行っています。
コンチネンタル グランプリ4000 → マキシス ハイロード → コンチネンタル グランプリ5000
前回タイヤ交換をした時はたまたまコンチネンタル グランプリの店頭在庫が無く、店員さんにおすすめされたマキシスのハイロードを履いてみる事にしました。
恥ずかしながらマキシスという会社をこの時初めて知りました。
マウンテンバイクで有名な?タイヤメーカーさんらしいですね。
割安な高級タイヤと店員さんから伺った通り、比較的値段が高いタイヤの様な性能を持ちながら価格は割安でした。
今はまた王道のコンチネンタル グランプリ5000に戻りました。
マキシス ハイロードに不満があった訳ではないのですが、またグランプリ履きたいなーという事で交換しました。
妻は乗り心地を重視しているのでVittoriaのCORSAを使用しています。
ホイール交換は走りの質向上に直結する
タイヤ交換の次はタイヤがハマっているホイール交換に興味を持ちました。
わたしのロードバイクに装着されていたホイールはジャイアントのPR-2というもので、重量は前後合わせて1,890gあるそうです。
たかが2㎏程といえども常時前後に1㎏の重りを載せて走っていると考えるとホイールの重量が軽くなれば加速や巡行速度の維持ももっと楽になるのではないかと思いました。
そこでホイール交換について調べてみたところ30,000円、50,000円、100,000円の壁があるという事を知りました。
※もっとお高いホイールもありますが、ロードバイクガチ勢の方が使用するものかなと感じたのでここでは割愛します。
完成車に純正品として装着されているのが30,000円台のホイールらしく前後重量は2,000gほど。
ホイール交換の登竜門?となるのが50,000円~のホイールです。
有名どころはカンパニョーロのゾンダというホイールでこの価格帯になると前後重量が1,600gほどまで軽くなります。
そして、100,000円~のホイールです。
有名どころはわたしも履いているカンパニョーロのシャマルウルトラ、フルクラムのレーシングゼロ、MAVICのキシリウムプロです。この価格帯のホイールになると前後重量が1,500gほどになります。
100gほどの重量差で50,000円近く値段が変わる事からかなり悩みました。
しかし、せっかくホイールを交換しても効果を感じられなかったら意味が無いと考え、奮発してシャマルウルトラを購入しました。
費用としては高くついてしまいましたが、結果的にはシャマルウルトラにして満足しています。
何と言っても軽いです。
妻も完成車についていたホイールからMAVICのキシリウムエリートというゾンダと同じ様な価格帯のホイールと比較しても軽いです。
ホイールが軽くなり、剛性が上がった事から加速が良くなったり巡行速度の維持が楽になったのはもちろんの事、中間加速もスムーズに、かつ意図したタイミングで行える様になりました。
コンポ交換は費用対効果が悪いですが個人的には満足しています
タイヤとホイールを交換してしばらくは満足しながらロードバイクに乗っていたのですが、よく使うギアの歯数が2枚差になっていた為、速度が乗ってきたので後1段ギアを上げるという作業がしづらくなっていました。
巡行速度帯で使用するギアの歯数が1枚刻みだとペダルの回転数を維持したままもっと細やかな速度調整が出来たのでもどかしさを覚えていました。
スプロケットを交換すれば1枚差に変える事が出来ないかと調べてみたものの、105にはわたしがちょうどいいところで使いたい歯数が1枚差刻みになっているスプロケットがありませんでした。
悶々とした思いを抱えながら過ごしていたある日、興味本位で105の上位グレードであるアルテグラのスプロケット構成を眺めていました。
すると、わたしの求めていたわたしが巡行速度帯で使いたいギアの歯数が1枚刻みになっているスプロケットがありました。
「これだっ!」と思い、早速交換費用を調べてみたところ100,000円。。。
ホイールが買えてしまう値段です。
しかし、冬のボーナスが入った事と、理想のスプロケットを使用すれば悶々とした思いを解消出来る事からコンポを105からアルテグラに交換する事にしました。
※トータルで200gの軽量化に繋がる事もコンポ交換をするきっかけになりました。
そうと決まれば早速コンポ交換です。
お世話になっている自転車店の店長さんに相談し、105→アルテグラへの交換と105を妻のロードバイク(元々のコンポはSORA)に付け替えて頂く事になりました。
無事コンポ交換が終わり、早速サイクリングに出掛けます。
ホイールを交換した訳では無いので、走ってすぐに違いを感じる場面は無いのですが、105よりも気持ち変速が速いかなと感じました。
105と比較して一番大きな箇所が例の1枚刻みのスプロケットです。
ペダルの回転数を維持したまま適切なギアを使用する事が出来るので走っていてストレスも無く、結果的に巡行速度も若干上がりました。
ホイール交換程の大きな効果はありませんが、小さなストレスを解消するという意味ではコンポ交換を行う事も十分に価値がある事なのではないかと思います。
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