キャンプといえば炭火で焼くBBQというイメージが強いです。
通常、BBQグリルを使用すると思うのですが、わたしは七輪を使用しています。
この記事ではわたしがキャンプで七輪を使う理由と七輪の魅力について紹介します。
何故七輪を使い始めたのか?
社会人になりソロキャンプを始めた時は卓上で使用する小さなBBQグリルを使用していたのですが、何度か使用しているうちに網やグリルが汚れてきてしまい汚れが落ちなくなってしまった為、他に良いグリルが無いか探し始めました。
ホームセンターのキャンプ用品売り場をチェックすると脚付きのBBQグリルから少人数用のBBQグリルまで様々なBBQグリルが販売されていました。
そんな中で異彩?を放っていたのが七輪でした。
「和」の雰囲気をまとい無骨なオーラを振り撒く七輪。
値段も2,000円以下(※購入当時)とリーズナブルでキャンプをする時は車でしか行かないのでギアの重さを気にする必要が無い事から七輪に一目惚れし購入する事にしました。
七輪は見た目通りずっしりと重く、素手で持ち手を長い時間握っていると手が痛くなります。
(※七輪を持ち運びする際は痛み止めと汚れ防止の為に軍手をはめています)
七輪キャンプデビュー!
七輪を購入した翌週末、いよいよ七輪キャンプデビューをしました。
いつもの様に火起こしをし、着火した炭を七輪に投入します。
以前使用していたミニグリルとは違い細長いオガ炭が縦に入ります。
七輪には下に給気口があり、この口を調整する事で火加減を調節する事が出来ますので、
使用している時に火力が強い場合はミニグリルとは違い適宜調整する事が出来ます。
七輪で焼いているというプラシーボ効果?もあってかミニグリルと比較して焼いた食材がいつもより美味しく感じました。
下部から空気を取り入れる事が出来る為、炭を途中で追加してもスムーズに着火させる事が出来ます。
(ミニグリルを使用していた時は炭を追加した時に着火具合にムラが出来てしまう事があり、一旦食材をよけてうちわで仰いで着火させていました)
お肉を焼き終えた後も残っている炭が満遍なく燃えてくれるので、燃え残りの炭もあまり出ず、後処理が楽だったのは嬉しい発見でした。
しかしながら、良い事だらけでは無く、就寝時は念の為濡れない場所に移動させておく必要があると考えています。
珪藻土の七輪は水分に弱いようなので、仮に寝ている間に雨が降ってしまうとせっかくの七輪が壊れてしまうそうなので。。。
キャンプで七輪を使うメリット・デメリット
キャンプで七輪を使い始めてから実際に感じたメリット・デメリットを紹介します。
【メリット】
・いつもより料理が美味しく?感じる
・下部に給気口があるので途中で炭を追加しても火が起きやすい
・炭がしっかり燃えるので灰の後始末が楽(炭の燃え残りが少ない)
・暖房器具?にもなる(冬キャンプでは学校のストーブの様にじんわりと暖まる事が出来ます)
【デメリット】
・重い
→軽い七輪もあるそうですが、値段が安い珪藻土の昔ながらの七輪は重いです。
オートサイトでしたら問題ありませんが、フリーサイトなどだと落とさず用心しながら運ぶ必要があります。
・意外とデリケート
→雨に濡れたら壊れてしまうなど頑丈な見た目とは裏腹にデリケートな面もあり、取り扱いや保管時には注意が必要です。
・勢い良く灰を捨てると火皿も一緒に捨ててしまう
→七輪内部に「火皿」と呼ばれる丸いお皿みたいなものがあるのですが、灰を捨てる時に一緒に捨てがちです。。。
火皿には七輪の寿命を延ばす効果と七輪内の通気性を良くする効果があるようなので誤って捨ててしまわないように注意が
必要です。
メリット・デメリットがありますが、わたしはメリットが勝るかなと感じるので、今後もキャンプでは七輪を使用し続けたいと思っています。
まとめ
冒頭の写真は九十九里の海の駅で買った貝を七輪で焼いているものです。
七輪でお肉を焼くと焼肉店にいるような気分を味わえますが、七輪で海産物を焼くと「日本人だな!」といった気分を味わう事が出来ます。
焼く食材により違った気分を味わう事が出来るのが七輪の最大の魅力かなと個人的には思っています。
これからの時期は段々と涼しくなっていきキャンプがしやすくなります(台風は厄介ですが。。。)
今年の秋はまだやった事の無い秋の味覚を七輪で楽しむキャンプなんかも出来たらなと妄想しています。
普段はなかなかやりづらい焼サンマなんかもキャンプ場であれば気兼ねなく出来ます。
(あまりに煙もくもくだと周りのキャンパーさん達に迷惑ですが。。。)
焼サンマと大好きな宝焼酎ハイボールを飲みながらのキャンプ。
考えただけでお酒が飲めそうです!
この記事でちょっとでも七輪に興味を持って頂いたキャンパーさんやキャンプに憧れている方が出てきたら嬉しいです。
みんなでワイワイとBBQをするのもいいですが、七輪でしっぽりとキャンプするのもなかなか乙なものだと思います!
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