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大学生が大衆酒場に行ってみた話

皆さんの住む街に「一見入りづらそうなんだけどおじ様達でめっちゃ賑わっている居酒屋」ってありますか?

いわゆる「大衆酒場」ってやつですね。

お酒の楽しさを覚えた大学生時代のわたしはこの「オヤジ達の楽園」にとても興味が湧きました。

この記事では当時大学生だったわたしが「勇気を振り絞って大衆酒場に行ってみた話」「大衆酒場へ行く時に心掛けている事」を紹介します。

目次

大衆酒場に行こうとしたきっかけは?

おじ様達が満員の店内で各々楽しそうにしているのを見かけ、「めっちゃ入りづらいけど一体店内にはどんな世界が広がっているのだろうか?」と思ったのがきっかけです。

普段満員電車では暗い表情を浮かべているであろう世のおじ様達が同じ満員でもみんな笑顔で楽しんでいる。世のおじ様達をここまで見事に笑顔で溢れさせる大衆酒場とはどんなところなのか?

日に日に大衆酒場への興味を掻き立てられながらも、「やっぱり入りづらそう。。。」と中々大衆酒場に足を踏み入れられない日々を過ごしていました。

そんなある日、いつもおじ様達が盛り上がっている大衆酒場が開店する時間にお店の前を通り掛かりました。

口開けの時間なので先客はゼロ。いつも満員なのが信じられないほど静かです。

その日は大学の授業も終わりその後の予定は無し。「大衆酒場に乗り込むなら今だ!」と意を決し、遂に憧れ?の大衆酒場へ足を踏み入れました。

初めての大衆酒場は?

いざ、入店。

恐る恐るカウンター席に着席します。

着席と同時に店員さんが来て、「飲み物どうされます?」と聞かれたので、とっさに「生下さい!」と回答しました。
※大衆酒場では着席と同時に飲み物を聞かれる事が多いです。いきなり聞かれて戸惑うかもしれないので、お店に入る前に注
 文を決めておくと良いです。

生を待っている間に頭上に広がる短冊を眺めます。
わたしは大のマグロ好きなので、マグロぶつを頼む事に決めました。

短冊を見ていると生が到着。
生の到着と同時に「お料理どうします?」と店員さんに聞かれたのでマグロぶつを注文しました。
※大衆酒場では店員さんがバタバタしている事が多いので、最初のお酒が来るタイミングでおつまみの注文をすると、
 なかなか店員さんが捕まらずおつまみが注文出来ないという事態を回避する事が出来ます。

おつまみの注文を終えたところで生を一口。
まだ明るいうちに飲むビールは格別です!

この日は「遂に大衆酒場に入れた!」という高揚感もあり、とてもビールが美味しく感じました。

料理が美味しい!

しばらく生を飲みながら大衆酒場の雰囲気を堪能していると注文していたマグロぶつが届きました。

値段も量もわたしがそれまで訪問したいわゆるチェーン店の居酒屋で出されるマグロと同じなのですが、
圧倒的にマグロの鮮度が違いました。

マグロの美味しさに感動したわたしはお替りの生を頼むのに合わせて「煮込み」「ポテサラ」を注文しました。

どちらも飲兵衛の定番料理ですが、それまでチェーン店の居酒屋で食べていた煮込みやポテサラは何だったんだと思ってしまうほど、大衆酒場の料理はコスパが最高でした!

お酒も飲みつつ美味しいおつまみを食べてほろ酔いになった頃、「世のおじ様達は安くて美味しいおつまみやお酒を楽しむ為に大衆酒場に夜な夜な集まっているのだな」という感想を抱くようになりました。

この日の経験がきっかけで各地の大衆酒場を巡る事がわたしの趣味となりました。

大衆酒場は怖い?

一見入りづらい雰囲気の大衆酒場。
いざ店内に入ってみると素晴らしい時間?を過ごす事が出来るはずです。

しかし、「大衆酒場への得体の知れない恐怖感」が大きな壁となって立ちはだかります。

結論から言うと「ちゃんと心構えをしておけば」大丈夫です。

大衆酒場の店員さんはぶっきらぼう?な方も多いので勇気を振り絞って大衆酒場へ行ったのに嫌な気分にならないよう、
わたしが大衆酒場へ行く際に心掛けている事を紹介します。

大衆酒場へ行く時にわたしが心掛けている事

この日の出来事をきっかけに大学生にしながら大衆酒場巡りが趣味になったわたしですが、
アラサーの社会人になった今でも心掛けている事が4つあります。

(1)「大人数で行かない」
→人気の大衆酒場はたいてい混んでいます。
 その中で大人数で行ってしまうとお店の人を困らせてしまう為、どんなに多くても一緒に訪問するのは4人ぐらいが限度か
 なと考えています。

(2)「最初の飲み物をあらかじめ決めておく」
→大衆酒場はお客さんの回転率を上げる事で美味しいおつまみやお酒を安く提供する事が出来ているので回転率が命です。
 店員さんも常に忙しそうにしているので、お店に入る前に最初に頼む飲み物を決めておいて、着席と同時に注文出来るのが
 理想と考えています。
 とは言えお店にあるドリンクメニューを見ないとお酒を決められない方もいらっしゃるかと思いますので、
 あらかじめお店の紹介をしているサイト等でメニューを確認し、注文する飲み物を決める事をおススメします。

(3)「最初の飲み物が来るまでに最初に頼むおつまみを決める」
→これも上の項目と同じ理由なのですが、最初のお酒が来るタイミングで最初のおつまみを注文しないと、
 店員さんが捕まらない事態になる事がありますので、お酒が来るタイミングで注文する事をおススメします。
 当然、最初のお酒が来るわずかな時間で頼みたいものを全て決めるのは不可能なので、
 わたしは「とりあえず目に付いて食べたいなと思ったメニュー」を頼むようにしています。
 最初のお酒とおつまみの注文さえクリア出来れば後はゆっくりメニューとにらめっこ出来るので、
 お店に入ってすぐは忙しいですが、頑張って下さい!

(4)「お酒を飲まずに長居しない」
→くどいようですが、大衆酒場は回転率を上げる事で美味しいおつまみやお酒を安く提供出来ています。
 その為、追加のお酒やおつまみを注文せずに長居してしまうと店員さんに良く思われません。
 お酒を飲みつつおつまみを食べつつ大衆酒場を満喫し、満足したら退店します。
 焦って?食べ飲みしていたらゆっくり楽しめないのが飲兵衛の性というものなので、
 わたしも当然1件では満足出来ず、酔い覚ましも兼ねて他の酒場へ訪問します。
 (1件で済めば飲み代を安く抑えられるのですが、結局ハシゴしてしまうのでダメですね。。。)

最後に

今回の記事では大衆酒場好きのアラサー社会人が「何故大衆酒場巡りを始めたのか」「大衆酒場へ行く際に心掛けている事」を紹介しました。

色々と書いてしまいましたが、「大衆酒場はめっちゃ楽しい!」という事を声を大にしてお伝えしたいと思います。

入りづらい雰囲気はありますが、勇気を振り絞ってお店の中に入れば新たな体験をする事が出来るはずです。
「大衆酒場に興味があるけど心の準備が出来ない」という方の背中を後押し出来たら幸いです。

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この記事を書いた人

アラサーのサラリーマンです。
趣味やこれまでの生き方について皆様にお伝えします。

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